シグマ 30mm f1.4 DC DN (2016/3月発売)
の比較レビューだけ簡単にまとめる
Eマウント(APS-C)レンズで「画角/明るさ」あたりの単焦点を考えると
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このあたりがメインの候補になってくるか。
そこでsel24f18 VS Sigma 30mm f1.4を比較してみる(参考に価格コム比較)
気になる点は
1画角
当然だが画角は異なる。
持ち出すレンズを一本だけに絞るとしたら広角の分ゾナーの方がいいかな?
シグマだと換算45になるため、室内やテーブルだとアップすぎることもある
加えてゾナーは寄れるレンズだ。
テーブルフォトで料理の写真も撮りたいとなるとシグマでは不利かもしれない。
一方外がメインだとそんなに違いは無い。
2サイズと重量
実際使ってみてそんなに違いは感じない。
フードも込みだとシグマがだいぶ大きくなる気もするが、フードの形状にもよる。
重さはむしろ詰まってる感じがしてゾナーの方が重いんではないかと感じるくらいだ。
(実際は225vs265gでシグマが重い)
3AF速度
問題はこれだろう。
AFのがSigmaの方がだいぶ遅い
ただこれは比較の問題で、誤解ないように言うとsigmaも全然気になる遅さではない。
子供の動きも撮れている。
4画質
とても良いと思う(ここは別記事で改めて)。
このサイズでf1.4から使えるのはすごい。
絞りの幅が広がると撮影の幅が広がるのはとてもおもしろい。
ここまでの被写界深度の薄さは撮影が難しい時もあるが、まさに流れるようなボケとはこのF値で楽しめるものだろうと知った。ボディのα6000以後の持つAFの速さも手伝って、暗めの部屋での撮影がおもしろいように撮れる。
対してゾナーではf1.8だから比較すると暗めの部屋ではiso感度が上がる。
結局はf値の差になるわけだが、この差は暗所や撮影の幅に思いの外影響が大きかった。
5使い勝手
フォーカスリングが、かなり回す必要あるし、回しにくいし微妙
6動画
両方のレンズともにOSS手ぶれ補正がついていない
ボディに手ぶれ補正がない以上、動画撮影としてはゾナーの方広角の分有利だ。
しかし三脚などを利用するのなら、ボケを活かした動画も撮れるので使い方次第だろう。
※しかし私のシグマではAF駆動音なのか「ジー…」というノイズが入る。
本体不良かもしれないので、シグマに問い合わせてみようとおもう。
youtubeに投稿されている動画を確認したら異音はしないようなので仕様ではないだろう
総論
結局はF値次第か。
APS-Cの1.4を使ったことがあるならいらないかもしれないが、
使ったことのない人はぜひ試す価値はあると思うし、
画角と寄れる距離を許せるなら sel24f18から乗り換えをお勧めできるレベル
一方で
動画もよく撮る(→OSS付きにレンズに)
テーブルフォトする(→マクロレンズに)
すこし絞って撮る(→解像いいレンズに)
レンズは1本(ズームツアイスに)
これ全部まとめてオナシャス(→sel24f18で)
つまり
明るいレンズが(→sigma f1.4)New!!
とういう事でした。無事に個性を認めてもらえる形での参入となるでしょう。