2014年4月29日火曜日

Mac×AVCHD② ( iMovie 10× Final Cut Pro X 10.1)

Mac×AVCHD① 

最初に整理しておくと。
僕が使っているビデオカメラは
・Sony HDR-CX430V /
・GoPro Hero3+/
・iPhone 5

ここで動画の取り扱いについて
素材のままブラウスして楽しむのがメインとしても
最終的な到達点はあくまで編集と共有だ。

そこでiPhotoで処理できない動画は基本iMovieで取り込む
高度な編集はFinal Cut Pro と分けて使おうとしてみた。
Final Cut は「見る用」には適さないだろし(←?)
編集するときに見やすくて何より、連携がいいと思ったからだ。




しかし違った。
これがバージョンの変化の時期にあたるからなのか、どういう流れでの現状なのかは初心者の僕にはわからない。

<連携・同期について>
iMovieのライブラリやプロジェクトをFinal Cut Pro で扱う

要はiMovieに突っ込んだ動画をそのままシームレスにファイナル・カットで使うことができるのかどうかってことなんだけど・・・

iMovie'11では出来ていたようだけれど
http://support.apple.com/kb/PH12746?viewlocale=ja_JP
http://support.apple.com/kb/PH2196?viewlocale=ja_JP


iMovie 10から出来ない
https://discussions.apple.com/message/23908495#23908495
https://discussions.apple.com/message/25244939#25244939
https://discussionsjapan.apple.com/message/100819386


Final Cut Pro X10.1では表示もされなくなった


今後のiMovieのバージョンアップで出来るようになるのかもしれないしならないかもしれない。FCPのライブラリボリュームを節約する設計思想へのシフトやmtsをネイティブで使うところから考えると対応はしないかもしれない。とにかく

iMovie→Final Cut Pro Xに素材や、編集中のプロジェクトを引き継ぐ代用手段は
 iMovie から 
「ファイル」>「ムービーをFinal Cut Proに送信」


を選択。イベント単体では送れないがプロジェクトでは送ることが出来た。
この動作はタイムラインにフォーカスが合っている時にしかできないみたい。
一応これでFCPXで編集できるが、必要な素材を追加で異なるプロジェクトに追加するといった時にはUI的にかなり扱いづらいくなる。(慣れてないから??)

あくまで「編集の仕上げ」としてのイメージしかされていないようだ。

またプロジェクトのフレームレートが29.97iから変更できない
※音声はサラウンドに変更できた。


・・・これって


60pにこだわり続けた意味なくね???
編集したタイムラインのプロジェクトを継続せずに、素材をFCPXで扱うだけなら、iMovieで選択した動画を「ファインダーに表示」してオリジナル映像をFCPXに突っ込んでも大差ないな…これだとiMovieで動画を管理する点ではマイナスポイントだ。
とにかく、iMovie✕Final Cutって使い方は設計思想とはズレるんだなって思った。


じゃぁ素直にFCPXに動画を入れて、そこでブラウスするかーって思ったら

!!!
ファッ!?
59.94i??i って何よiって。60pと60iじゃ全然予定と違いますよ。
AVCHD対応じゃないんかい??え?取り込みだけ対応ってこと?
ただこのiはAVCHDって意味なのかなんなのか、インターレース解除にチェックを入れてみても消えないし、1080pって書いてあるし、多分60フレームはちゃんとあるんだろうと思われる・・・
(インターレース素材は1080iと出てインターレース解除にチェックを入れると1080pに変わる)このへんは詳しい人に教えてほしい

それよりも60iの素材だとmtsで扱うようだけれど、60pだとファイルをコピーするを選択するとmovにリラップするようだ。「名称未設定(fcp1).mov」といった形。ためしにこのままiPhotoに読み込んでみたところ29.97fpsとなっていた。ますますわからん。



とりあえず書き出してみたところプロジェクトが60pに設定されてれば満足できる映像だったからよしとしよう。そんな良いカメラ使ってるわけでもないし。

このへんはGoProでハードに撮ってみて実際の画質を比べるしかないかね。
アウトプットに関しては実際に見た感じの画質を重視でOK。


<ちなみにGoProのとき>
AVCHDではないmp4をiphotoで読み込んでるときは59.94fpsで表示されてる。




けれどFCPXに読み込んで見た時は同じ59.94iで同じ表示です・・・。
GoProのサイト
http://jp.gopro.com/support/articles/final-cut-pro-tips
だがこれはいつの記事かわからない。Final Cut 7って書いてある。



そもそも俺の編集の目的は
素材のいらない部分をトリム切り捨ててスペースの節約
手ぶれ補正・動画の回転
くらいで、繋ぐ、エフェクトは二の次。
非破壊編集で「コンテンツ」を創りだそうという方向性が合わない・・・
俺が間違ってるんかなぁ・・・
大量に動画を撮って、現状扱い易い形にガンガン編集してアウトプットとしてコンテンツとして保存ってするようにしなきゃだめなのかなぁ。むぅ。


そもそも論で言えばDVDやBDに焼いたりHDMIでテレビで見る事をしないので、AVCHDと私の相性も悪い。・・・とにかく



<共有について>
とにかく共有だけでも最後にやり方書いときますわ。

imovie10(2013)では”書き出し”項目が無くなっている。
代わりに共有ボタンが出てくる


 ここでファイルを選べば
ファイルに書き出すことができる。
プロジェクト(タイムライン上)の動画だとHD1080pで書きだす事ができるのだけれど、
イベントにある動画もフォーカスすれば書き出せるがHD 720pが最大サイズのようだ。
これで書き出してiPhotoに読み込ませればとりあえずiCloudの共有フォトストリームには追加できる(えれぇ面倒だが、もともとフォトのストリームだから文句は言うまい。そのうちシアターストリーム共有ができるのだろう)

 更に、Theater上の動画は他の人と共有したい時にメールやAirDropで送信したり、FacebookやYouTube等に投稿することもできます。





Final Cut Proでは



出力先を追加からBlu-rayとかも選べます。実際に焼く時はそれなりのドライブなりなんなりを。
apple デバイスはiMovieのiTunes でiCloud で繋がる自分のデバイス(iPhone、iPadやapple TV など)で見られます。

ところでiPhoneのアプリ「ビデオ」でiTunesで同期した動画を見ようとしたら、
「要求されたリソースにアクセスする権限がありません。」
と出てきた。
これはiPhoneを再起動することで難なく解決。
https://discussionsjapan.apple.com/message/100680439#100680439#100680439


以上。とりあえずimovieでは60iだろうと60pだろうとmtsのオリジナル素材で取り込むようなのでimovieで取り込んでOKかな。ただ、mtsのままだとiPhotoは読み込まないので後々の事も考えてAVCHDアーカイブを削除するのは早いかもしれない・・・。
編集や共有する時に60fpsでアウトプットしたいときだけFinal Cut Proにまわりくどく連携するのが今のところの妥協点かなぁ。
結局 iPhoto が60p取り込みに対応してくれるか、iMovieとFCPXの連携や同期が復活してくれるのがこっちとしては一番楽かなぁ。

だれかいいアドバイスあったらくださいな。

Mac×AVCHD① (iPhoto×HD1080/60P)

ココ最近ビデオカメラを買いまして、このデータの管理について悪戦苦闘していた。ここ一年足らずの備忘録(2014/4/24までの)


AVCHDとMacは相性が良いとは言えなかった。
有料のファイナル・カットやApertureあるいは各種コンバータで変換したり、。

ただ動画を撮るにあたってビデオカメラはやっぱりソニーの空間手ぶれ補正が・・・
PCはMacで譲れないってなりますよね。そしたらそこを何とかせねばなりません。


で、つい去年まではMacに取り込むには少々ハードルが高かったのですが、
結論から先に言うとiMovieが10.01のバージョンアップでネイティブ取り込みできるようになりました。終ー了ー

※追記2016/3月 OSX YosemiteからのPhotos(写真.app)にて mtsを(movに変換はするが60iとか60pとかの時代では無くなったのだ)扱うようになりました またxavcsのmp4もそのまま扱えます(←iPhotoではできない)。どうしてもiPhotoを利用したい場合出ないかぎりはPhotosにするのが懸命ですかね 追記終わり※

(以下参考)


まぁお手軽簡単にってのが前提条件だからね。
じゃあまぁ戦い続ける必要もないのだけれど、いまいち満足いっていないので。
とりあえず動画の取扱いについてやりたいことを優先度が高い順にあげますと


・動画や写真のアーカイブを一箇所で扱う(←iPhoto)
・ブラウスして楽しむ(←iPhoto)
・オリジナルの画質で(←mts)
・フォトストリームで共有(←Mac)
・編集(←iMovie, FCPX)

となるんだけど、
iPhoneを使っていて写真が溜まってきた今、iPhotoは外せない。

つまりiPhotoでAVCHDを扱えれば一番楽ですと。なんとこれも60iには対応※したので60iで撮ってればそれでよかったのですが、PCで見るのがメインの僕は60pの動画がよかったので、近いうちに対応するだろうとたかをくくって60pで撮っていました。
しかし結局そろそろ、溜まったデータを視聴して楽しむ環境が欲しくなってきた次第です。
やっぱ見ないと撮る意味ないんですよね。
※(mp4に変換して29.97fpsにするようだけれど、日付データや位置情報(?※未確認)などはそのまま引き継ぎ。ただしiPhotoはインターレース解除をしてくれないので見るときはあまりキレイに見えないがファインダーから表示してQuickTimeで視聴するなどは可)



と困っているところに
iMovieが対応したからバンザイ終了でした。
しかしそれだとiMovieとiPhotoと2つの管理ソフトを使う必要が出てくるわけです。
60iならiPhotoで管理可能なのに、60pはiMovie/だなんて・・・
なんて半端な・・・ここから試行錯誤が始まるんです。


解決策1  60iで撮る
解決策2  iPhotoが対応するまで待つ…
解決策3  mp4に変換する

解決策3を少し追求してみました。

方法1
QuickTimeで変換
一つ一つ変換するの?(→ボツ)

※途中、要求されたURLがこのサーバ上に 見つかりませんでしたというエラーが起こったけど解決



方法2
ソニー純正のPlayMemories Home(Mac版 1.1)を使ってmp4に変換してみる
(→29.94fpsに変換させられててボツ)

方法3
コンバータアプリを使う
・・・
が方法3を試す前に気づいた事があった。
mp4に変換すると、日付が変換した日(=ファイルが作成された日=撮影日)
となるのだ。


これはまずい。非常にまずい。映像を繋がずほぼ素材で保存し、そのまま楽しむのが中心の私は、見る時は基本日付順に並べて見るからだ。
一つづつ撮影日を入力し直すのはさすがにスマートじゃないだろう…
となれば変換の意義に関わってくるので優先順位の確認のため天秤にかける


日付順にブラウス vs 一元管理(iPhotoのみ使う)

・・・という
AVCHD60pは現段階(2014/4)では
iMovieかFinal Cut Pro Xでmtsネイティブ管理
という最初の結論にに落ち着く。



と、一旦落ち着いたところで、最後の目的である編集をしようとすると大きな罠が…つづく。